ヨヨヨから突然告げられた衝撃の事実に、僕の頭はフリーズした。
「あれ?ドリブロ本のタイトル決定した事、A嬢が伝える役でしたよねぇ。」
ヨヨヨの問いにA嬢が何食わぬ顔でこう答えた。
「え〜と、そうでしたよね。ほほほほほ。」
「中村さんに、まだ、伝えてなかったんですか?」
「え〜と、そうなんですよ。ほほほほほ。」
「な〜んだそうだったのか〜。ってなわけで、中村さんの指示通り『ドリブログ書籍化”実行”委員会』で決定させて頂きました。で、そのタイトルは・・・」
『僕の指示通りにしたって?!』開いた口が塞がらなくなってヨダレが出そうになっていた僕は、A嬢の腕を引っ張って有楽町の街へ飛び出した。
A嬢の説明は以下の通り。
「ドリブログ書籍化”実行”委員会」結成直後、ドリブロ本のタイトルを決めてほしい旨、僕に伝えた。僕は「OK、任せといて。」と爽やかに答えた。(覚えてます。)数日後、僕がプリプロでパニクっていたのは知っていたがタイトル決定の期限も迫っているので再度要請。僕は
「あのね、名倉さんに言われたプロフィール書くだけでいっぱいいっぱいなのよ。」
と感じ悪く答えた。(それも、覚えてます。)吉田さんの誕生日前日、もう待った無しという事でタイトルについて朝まで激論。僕は
「あのレ〜、そんなに言うんだったらニャ〜、『ドリブログ書籍化”実行”委員会』で決めていいダッチャ〜。だってみんな出版のプロだスィ〜、ボクちゃんそれで結構毛だらけ、コケコッコ〜。イェ〜イ。」と超ゴキゲンで答えた。(それは、覚えてません。)
経緯説明を終えて笑みを浮かべるA嬢を見たとき、僕は悟った。
「ハ、ハメられた。僕の完敗だ。」
で、”僕の指示通り”「ドリブログ書籍化”実行”委員会」のみなさんに”決めて頂いた”ドリブロ本のタイトルはこちら。
『う〜ん、なかなか良いじゃん。そういえばそもそもドリブログも”俺もドリカムだっ!キャンペーン”の一環として始まったようなもんだし、日記風エッセイという体裁にはピッタリだし。さすが出版のプロの考える事は正しいなぁ。』
予想に反してまんざらでもなかった僕は、サブタイトルをもう一度良く見直した時、サーッと血の気が引いて行くのを感じた。
「365日?!まっとちょってよ!まだ365日まで何日もあるじゃない。あのね、本当マジで真剣にウソ無しで、これから今月末までがヤバいのよ。おそらく人生で最もヤバヤバになる時期なのよ。DWL2007もあるんだよ。僕、自信ないよぉ。」
困惑する僕にA嬢のだめ押しの一撃。
「ほほほほほ、何を情けない事をいってるんですか。しかも書籍化に関してまささんがクリアーしなければならないお仕事がもう一つありますのよ。」
つづく。
★業務連絡★
なんていいながら、レコーディング淡々と進んでます。これがドリカムの恐ろしいところ。