「名倉さーん、校正、10月まで終わりましたよー。」
レコーディングでテンテコ舞いの僕を、ポンポコ舞い(忙しさを表す形容詞の最上級形)にしているのが、「ドリブロ本」の校正。(ヨヨヨの根性に負けて”ドリブロ”と省略したわけではない。あくまでも利便性を優先した結果なので、あしからず。)
しかし、一日が24時間しかない現実は僕個人の都合では変えることができない。よって、学生時代トイレに入っている時間を利用して英単語を覚えたノウハウを使って、スタジオまでの移動時間と、レコーディングの合間に取る休憩時間を最大活用して校正作業。
いくらMY機長操縦の自家用ジェット機といえども、揺れるものは揺れる。ものの10分もしないうちに乗り物酔いしてしまう。しかも揺れているとちゃんと赤鉛筆で書き込めない。
そんな時は、どんなに短い時間でも隙あらばポータブル型テレビ・ゲームをエンジョイしている吉田さんのノウハウを使って、信号の待ち時間を利用して一気に書き込むという技を開発した。
つまりドリブロ本の制作は、レコーディングになんら支障を与えるものではない。ちょっと酔うのと休憩が無くなるぐらいだ。ははは、全然平気。僕の場合、やせ我慢ならぬ中肉中背我慢。
基本的に縦書きに変換するのとそれに伴う校正は名倉さんがやってくれている。これが実は大助かり。最初のうちは僕が一から校正していたのだが、あまりにも校正事項が多くて、原稿が真っ赤になって何が何だか分からない状態になってしまった。意地で一ヶ月分はやったが余りにも時間が掛かり過ぎて早々に白旗と救助信号を揚げた。
さらに、自分の文才の無さに嫌気がさして(内緒だけど)「ドリブログ書籍化”実行”委員会」に書籍化中止のお願いをしたこともある。
その時の名倉さんのお言葉。
「まあまあ、力を落とさずに。ベテランの文筆家の先生でも途中で自分の作品に自信をなくすなんてしょっちゅう。中村さんもその現象に陥ったということは、本物の物書きになってきたという証拠ですよ。ガハハハハ。」
なんてステッキーな人なんだ。
そんな「校正地獄」で彷徨う僕とは正反対に、吉田さん、超ど級の名作生み出しています。ほんと最近の吉田さん、さらに女神がかってます。今日だって余りにも歌と詩が僕の心をロックするもんだから不覚にも59してしまい、ディレクション機能停止状態になってしまいました。
ってなわけで、引き続きドリカムから(実質的には吉田さんから、)目を離すな。
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