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いよいよ、ドリNEWライヴDVD、フラゲの日。


っていっても、いろんな場所で、いろんな店着のタイミングがあるから、あせらないでいこう。

ドリ本人の僕らとスタッフは、「フラゲの日」から「発ゲの日」が一番そわそわそわ、ざわざわざわざわ。

この落ち着かない気分は、ライヴで言うと、客電が落ちてから最初の音が鳴るまでのほんの数秒間のものと似ている。

 

「“ドリしてます?”ツアー」では、客電が落ちたあと最初に聞こえるのが、リールが巻かれるノイズ。

そして多部さんの声によるカウントダウンが始まる。

カウントダウンの合間にホワイトノイズが挟まるのだが、このノイズ、スタチャで使用している、フラットスクリーン・テレビを使って収録したもの。

テレビの前にマイクをいっぱい立てて、あれやこれやと工夫して録音したのだ。

理由を知らないひとが見たら、かなり不思議な様子に違いない。

だって、大のおとなたちがテレビに耳をくっつけて「良いノイズだ!」とか「いや、さっきのほうが良かった」とかやっているのだから。

たかがホワイトノイズ、されどホワイトノイズ。

スイッチを切り替えた時の、あの繊細な立ち上がり音にもこだわって何回も録り直したのだ。

実はこのテレビ、ライヴ音源をMIXする際、最終的に一般家庭のテレビでどんな風に音が鳴っているかをチェックするリファレンス(参考)に使っているもの。

プロのスタジオ並みの機材でも、みなさんが家庭で楽しんでる機材でも、最高の音質で作品を届けるべく、総仕上げはテレビからも音を出してみてチェックする。

DWL2007b&h2の制作にも使用した、由緒正しきテレビ。

さて、そんな行程を経て完成したライヴサウンド。

今夜の発売前夜プレミアム先行上映会の会場となる映画館ではどんな風に鳴るのだろう。

僕も楽しみ。

んじゃ。

のちほ。