ツアーは、モニターマンが命。
その名は、津村泰男。
所属は、ライブ・エンターテインメント関
連で超大手の会社、HIBINO SOUND。
同日に行われる5大ドームの仕事を、一手に
請け負えるのは、この会社しかないそうな。
すんごいねぇ。
ドリカムも、ミュージシャンも、この人
がいなければ、一音も、たった一音すらも
、出すことができないのだ。
つまり、ライブ演奏の、心臓。
ドリカムサウンドの要でもある、
コンピュータープログラミングされた何百
という複雑多岐なシンセサウンドを含め、
15人のキャストに全て違ったバランスでモ
ニターを供給するという、大仕事。
ミュージシャンに至っては、さらに枝分か
れ的に複雑。
たとえば、ドラムのラブリーSATOKO。
「FANCL presents
裏ドリワンダーランド2012/2013」
のために、チーム・YAMAHAのドラムスペ
シャリストの全面バックアップのもと、特
別に組んだドラムセットは、22個ものマイ
クを使って音を取り出している。
それら22の音をバランス良く、SATOKO
はもちろんのこと、ミュージシャン全員に
供給するのだ。
つまり、ミュージシャンのためにドラムに
関するだけで、22X10=220通りのバラン
スを管理しなければならない。
さらに、その日その日、コンディションに
よって、会場によって、お客さんの燃え方
によって、曲ごとにそれぞれの音量も音質
も違うわけで、その対処といったら、想像
を超えてます。
「あ〜、説明するだけで、疲れた」
ね、ようするに、スンゴイ仕事を津村さん
は一人でしてるってこと。
そんなこと知って、ライブを見ると、より
味わい深くなるぞ。
「FANCL presents ウラワン」まで、あ
と11日。
みんなも自主練、怠ることの無いように。
自主練の目安は、
1,3,5,6,7,8,10,11,13,15,16,b,S,ア。
だが、しかし、BUT、一曲も知らなくても
、最強に楽しめる内容になること、完全保
証。
俺を信じるなら、いや、よしだみを信じる
なら、自主練不要だ、あちょちょちょちょ。